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TOA PAアンプ A-3612Dの特徴と活用法

TOA PAアンプ A-3612Dの特徴と活用法
店舗名商材館 楽天市場店
価格100,556円(税込)
送料送料別
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この記事で分かること
  1. このPAアンプの基本性能と特徴がわかる
  2. 設置場所や用途に応じた活用方法が理解できる
  3. 選び方のポイントや注意点を押さえられる

TOA PAアンプA-3612Dの基本性能と特徴を詳しく解説

このPAアンプは、120Wの出力を持ち、学校や事務所、スーパーマーケットなど幅広い場所での呼び出し放送やBGM放送に最適なモデルです。従来のA1812の後継機種として、より使いやすく、機能面も充実しています。まず注目したいのは、デジタル化による消費電力の大幅削減です。これにより、省エネ効果が期待できるほか、運用コストの低減にもつながります。

また、最大7系統の入力が可能で、マイク入力が4系統、予備入力が3系統と豊富な接続オプションを備えています。これにより、複数のマイクや音源を同時に使い分けられるため、多様な放送シーンに対応可能です。さらに、2局でゾーン切替ができるため、異なるエリアに対して別々の放送を行うこともできます。

緊急放送や優先放送にも対応しており、優先制御は6段階まで設定可能。これにより、緊急時の放送が他の音声を上書きし、確実に伝達される仕組みが備わっています。音量調整も入力ごとに細かく設定できるため、バランスの良い音響環境を作り出せます。

さらに、チャイム機能や信号処理機能、状態確認機能も搭載されているため、使い勝手が非常に良いのも特徴です。ハウリングを抑制するFBS機能もあり、クリアな音質を保てるのは嬉しいポイントです。

サイズは420(W)×96.1(H)×313.1(D)mm、質量は5kgとコンパクトながら安定した性能を持ち、設置場所を選びません。電源はAC100V 50/60Hzに対応しており、一般的な電源環境で問題なく使用できます。

このように、基本性能から細かな機能まで充実しているため、放送設備の中核として安心して導入できるPAアンプです。

デジタル化で電気代も抑えられるのは助かるなあ

多彩な入力端子で柔軟な接続が可能

このPAアンプの大きな魅力の一つは、最大7系統の入力端子を備えていることです。マイク入力が4系統あり、それぞれ電子バランス接続が可能でノイズに強い設計となっています。特に、マイク入力1と2はライン入力との切り替えも可能で、用途に応じて柔軟に使い分けられます。

予備入力は3系統あり、こちらはライン入力として利用可能。RCAピンジャックでの接続となり、外部音源機器やBGMプレーヤーなどを簡単に接続できます。BUS1とBUS2の切り替え機能も備えているため、複数の音源を効率よく管理できるのもポイントです。

入力端子の詳細は以下の表をご覧ください。

入力端子 種類 接続方式 特徴
INPUT1, 2 マイク/ライン切替式 電子バランス(着脱式ターミナルブロック) ファンタム電源対応(ON/OFF可能)
INPUT3, 4 マイク 電子バランス(着脱式ターミナルブロック) ファンタム電源対応(ON/OFF可能)
INPUT5, 6 マイク/ライン切替式 電子バランス/RCAピンジャック BUS1/BUS2切替可能
INPUT7 ライン RCAピンジャック BUS2専用

このように多彩な入力端子を活用すれば、マイクや音楽プレーヤー、緊急放送装置など、さまざまな機器を一台でまとめて管理できます。複数の音源を切り替えたり、同時に使ったりする際にも便利です。

これだけ入力があれば、どんな現場でも困らなさそうだね

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ゾーン切替と優先制御で効率的な放送運用が可能

このPAアンプは2局のゾーン切替機能を備えており、異なるエリアに別々の放送を行うことができます。例えば、学校の教室と廊下、スーパーマーケットの売り場とバックヤードなど、用途に応じてゾーンを分けて運用できるのは大きなメリットです。

ゾーンごとに最大120Wの出力が可能で、ローインピーダンス(4〜16Ω)やハイインピーダンス(100系/合成83Ω)に対応しています。これにより、設置するスピーカーの種類や配線方法に柔軟に対応できるため、音響環境を最適化しやすいです。

また、優先制御は6段階まで設定可能で、緊急放送や特定の放送を優先的に流すことができます。これにより、通常のBGM放送中でも緊急連絡や重要な呼び出しが確実に伝わる仕組みが整っています。

さらに、チャイム機能も充実しており、1音、2音、上り4音、またはチャイムなしをスイッチで選択可能。放送の開始を知らせる合図として活用でき、利用者にわかりやすい放送運用が実現します。

このようなゾーン管理と優先制御の組み合わせは、複雑な施設や多人数が利用する場所で特に役立ちます。効率的かつ安全な放送環境を構築するための必須機能と言えるでしょう。

ゾーンごとに音を変えられるのは、現場での使い勝手が良さそうだね

音質調整とハウリング抑制機能でクリアな音声を実現

放送機器にとって音質は非常に重要なポイントです。このPAアンプは、50Hz〜20kHzの周波数特性を持ち、歪率も1%以下(1kHz定格出力時)と高音質が期待できます。さらに、100Hzと10kHzで±10dB以上の音質調整が可能で、現場の環境に合わせて低音・高音のバランスを細かく調整できます。

また、FBS(フィードバックサプレッション)機能により、ハウリングの発生を抑制。マイク使用時に起こりがちな不快なハウリングを防ぐことで、聞き取りやすい放送が可能です。これにより、放送中のトラブルを減らし、安心して利用できます。

音質面では、S/N比も優れており、マスターボリューム最小時で88dB以上、最大時でも76dB以上を確保。入力ごとにも十分なS/N比があり、ノイズの少ないクリアな音声を届けられます。

これらの音質調整機能とハウリング抑制は、放送の質を高めるために欠かせない要素です。特に、公共施設や商業施設のように多くの人が利用する場所では、快適な聞き取り環境を提供するために重要な役割を果たします。

音がクリアだと、放送内容もちゃんと伝わるから安心だね

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安全性と操作性を高める多彩な表示と制御機能

このPAアンプは、操作のしやすさと安全性にも配慮されています。まず、5ポイントLEDレベルメーターを搭載し、音声レベルを視覚的に確認できるため、適切な音量調整が簡単です。電源表示灯やネットワーク接続確認表示灯、優先放送中表示灯など、多彩な表示ランプが現在の状態を一目で把握させてくれます。

さらに、温度保護や過電流保護の発生状況も表示されるため、機器の異常を早期に察知可能。CPU動作中や異常発生中の表示もあり、トラブルシューティングがしやすい設計です。

制御入力は4系統の無電圧メイク接点を備え、リモートボリュームやゾーン制御入力も着脱式ターミナルブロックで接続可能。これにより、遠隔操作や外部機器との連携がスムーズに行えます。制御出力も複数用意されており、緊急出力やゾーン制御出力など多彩な連携が可能です。

これらの機能は、現場での運用をより安全かつ効率的にするための工夫が詰まっています。特に大規模施設や複雑なシステム構成の場合、こうした細かな制御機能が役立つでしょう。

状態がすぐわかるから、トラブルも未然に防げそうだな

設置環境とメンテナンスのポイント

設置にあたっては、使用温度範囲が−10℃〜+40℃、湿度は85%RH以下(結露なきこと)となっているため、屋内の一般的な環境で問題なく使えます。パネルはABS樹脂、ケースは塗装された鋼板製で耐久性も高く、長期間の使用に耐えられる設計です。

寸法は420(W)×96.1(H)×313.1(D)mm、質量は5kgと軽量で、ラックマウント金具(別売品)を使えば標準的なラックにもすっきり収まります。設置スペースに余裕がない場合でも安心です。

メンテナンス面では、着脱式ターミナルプラグを多用しているため、配線の取り外しや交換が簡単。故障時の対応や配線変更もスムーズに行えます。

消費電力は175W(定格出力時)と省エネ設計で、電気用品安全法に準拠した48Wの待機電力も魅力。電源スイッチOFF時の待機電流も200mA以下に抑えられており、無駄な電力消費を減らせます。

これらのポイントを押さえておけば、長く快適に使い続けられるでしょう。

設置もメンテも楽なら、安心して使えるね

FAQ:よくある質問とその回答

  • Q1:このアンプは屋外でも使えますか?
    屋外での使用は推奨されていません。指定の温度・湿度範囲内の屋内環境でご利用ください。
  • Q2:マイク入力のファンタム電源はどうやって切り替えますか?
    マイク入力1〜4にはDC24Vのファンタム電源が搭載されており、スイッチでON/OFFが可能です。
  • Q3:ゾーン切替はどのように操作しますか?
    ゾーン切替は内部スイッチ設定や制御入力端子を利用して行います。詳細は取扱説明書をご参照ください。
  • Q4:リモートボリュームはどのように接続しますか?
    リモートボリューム用の着脱式ターミナルブロック(4P)に対応しており、外部のボリュームコントローラーを接続可能です。
  • Q5:消費電力はどれくらいですか?
    定格出力時は175W、電気用品安全法による待機電力は48Wです。電源OFF時は200mA以下の電流となります。

質問がまとまってると助かるよね

まとめ:多機能で使いやすいPAアンプの選び方

このPAアンプは、高出力120Wで複数の入力端子を持ち、ゾーン切替や優先制御などの便利な機能が充実しています。デジタル化による省エネ設計やハウリング抑制機能も備え、音質面でも安心です。

設置環境に柔軟に対応できるサイズ感と耐久性、操作性の良さも魅力的。多彩な表示ランプや制御端子により、現場での運用もスムーズに行えます。学校やオフィス、商業施設など、さまざまな場所で活躍すること間違いなしです。

導入を検討する際は、必要な入力数やゾーン数、設置場所の環境を考慮しつつ、このアンプの機能がマッチするかをチェックしましょう。これからの放送設備の中核として、頼もしい存在になるでしょう。

多機能で使いやすく、幅広い用途に対応できるPAアンプです

これなら安心して放送設備を任せられそう!

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この記事を書いた人
バナナギターズ

楽器店をふらっと歩くのが趣味で、「この楽器なんだ?」と思ったらとりあえず買ってみる派。
上手に弾けることより、「楽しそう」を優先するスタンスで、ゆるっと楽器紹介をしています。

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