| 店舗名 | ワタナベ楽器 楽天SHOP |
|---|---|
| 価格 | 5,170円(税込) |
| 送料 | 送料無料 |
- バンドーレンV.12クラリネットリード3.5番の特徴や音色の魅力が分かる
- リード選びのポイントやシリーズ比較で自分に合ったリードの見つけ方が分かる
- メール便発送の注意点や購入時の知っておきたい情報が理解できる
バンドーレンV.12クラリネットリード3.5番の基本スペックと特徴
クラリネット奏者にとってリードは音色や吹き心地を左右する重要なパーツです。今回ご紹介するのは、世界的に高い評価を受けているブランドの中でも特に人気の高い「V.12」シリーズの3.5番リードです。まずは基本的なスペックから見ていきましょう。
このリードはB♭クラリネット用で、10枚入りのパックで販売されています。ティップの厚さは0.10mm(0.0040インチ)、ヒールの厚さは3.15mm(0.124インチ)と、しっかりとした厚みが特徴です。厚みがあることで耐久性が高く、安定した吹き心地が得られやすいのがポイントです。
また、V.12リードはアルトサクソフォン用リードと同じ太さのケーン(葦)から作られており、トラディショナルシリーズよりもヒールが厚く、ティップも若干厚めにカットされています。さらに、パレット(表皮を削った曲線からティップまでの長さ)が長い設計であるため、振動しやすく、深く豊かな音を生み出します。
音色はあたたかく、力強いサウンドが特徴で、特にジャズやクラシックなど幅広いジャンルで活躍するプレイヤーから支持されています。吹き始めのアタックがしっかりしているため、音の立ち上がりも良く、演奏表現の幅が広がるでしょう。
さらに、10枚入りのパックは日常的に使うリードとしてちょうど良い量で、品質管理が徹底された正規品なので安心して使えます。リードの選択に迷っている方や、より良い音を求めている方におすすめの一品です。

このリードなら、音の厚みも出るし、長時間の練習でも安心だね
バンドーレンの歴史とリード製造へのこだわり
バンドーレンは1905年に創業され、以来100年以上にわたり木管楽器用リードの製造に携わってきた老舗ブランドです。その歴史は、19世紀末にパリ・オペラ座のクラリネット奏者であったユージン・バン・ドーレンが手作りしたリードに始まります。彼のリードは同僚たちに高く評価され、やがて製造へと発展していきました。
その後、息子のロベール、孫のベルナールへと技術が受け継がれ、代々クラリネット奏者でありながらリード製造のプロフェッショナルとしての道を歩んでいます。バンドーレンは単なる製造メーカーではなく、演奏者の声に耳を傾け、常に改良と研究を重ねる姿勢が根底にあるのです。
製造過程では、ケーンの栽培から最終選別まで厳格な品質管理が行われています。100分の1ミリ単位の精度で測定し、不良品は徹底的に除外。カット用の工具も定期的に点検・交換され、最高の品質を保つための努力が惜しまれません。
また、最新の電子機器を駆使してリードの形状や厚みを正確に管理し、常に安定した性能を実現しています。こうした技術力と伝統の融合が、バンドーレンのリードが世界中のプレイヤーに愛される理由の一つです。
このように、バンドーレンは単なるブランド名以上に、クラリネット奏者のための信頼できるパートナーとしての地位を築いています。リードを選ぶ際には、こうした背景も知っておくとより安心して使えるでしょう。

100年以上の歴史があるって聞くと、やっぱり信頼できそうね
V.12シリーズと他シリーズの違いを徹底比較
バンドーレンのリードにはいくつかのシリーズがあり、それぞれに特徴があります。ここでは特に人気の高い「トラディショナル」「V.12」「ルピック56」「V21」の4つのシリーズを比較しながら、どんな違いがあるのか詳しく解説します。
トラディショナルは、バンドーレンの中で最も幅広く使われているシリーズです。全音域でのレスポンスが良く、最高音のピアニッシモでもアタックが可能。柔軟性が高いため、レガートやスタッカートも楽に演奏できます。ティップの厚さは0.09mm、ヒールは2.8mmと比較的薄めで、軽やかで明るい音色が特徴です。
V.12は、アルトサクソフォン用リードと同じ太さのケーンを使用し、ヒールとティップが厚めにカットされています。パレットが長いことで振動が増し、深みのある豊かな音色を実現。耐久性にも優れており、あたたかく力強い音が欲しい方にぴったりです。ティップの厚さは0.10mm、ヒールは3.15mm。
ルピック56はジャーマン・スタイルのリードに近い形状で、厚めのケーンを使っています。全音域でのバランスが良く、レスポンスが早いのが特徴。芯のある純粋な音色を求める方に向いています。ティップの厚さは0.11mm、ヒールは3.25mm。
V21はルピック56とV.12の特徴を組み合わせたデザインで、吹きやすさとあたたかみのある音色を両立。広い音域での跳躍も均一で、鮮明な響きと良好な反応が魅力です。ティップの厚さは0.10mm、ヒールは3.25mmです。
以下の表でそれぞれの特徴をまとめましたので、参考にしてください。
| シリーズ名 | ティップの厚さ | ヒールの厚さ | 特徴 | 音色の傾向 |
|---|---|---|---|---|
| トラディショナル | 0.09mm | 2.8mm | 柔軟でレスポンス良好 | 明るく軽やか |
| V.12 | 0.10mm | 3.15mm | 耐久性高く振動しやすい | あたたかく力強い |
| ルピック56 | 0.11mm | 3.25mm | バランス良く芯のある音 | 純粋で深みあり |
| V21 | 0.10mm | 3.25mm | 吹きやすさと音色の両立 | あたたかく鮮明 |
このように、リードの選択は自分の演奏スタイルや好みによって変わります。初心者の方はトラディショナルから試してみて、より深みのある音を求めるならV.12やV21を検討するのがおすすめです。

自分の音に合ったリードを見つけるのって、結構ワクワクするよね
リードの選び方と3.5番の適した使い方
リードの硬さは数字で表され、数字が大きくなるほど硬くなります。3.5番は中間よりやや硬めの設定で、吹きごたえがありながらもコントロールしやすいバランスの良い硬さです。初心者から中級者、さらには上級者の中でも幅広く使われています。
リード選びのポイントは以下の通りです。
- 演奏スタイルに合わせる:ジャズやポップスはやや柔らかめ、クラシックは硬めが好まれる傾向があります。
- 吹きやすさと音色のバランス:硬すぎると吹きにくく、柔らかすぎると音が不安定になりやすいです。
- マウスピースとの相性:マウスピースの開き具合によって適切なリードの硬さが変わります。
- 個人の息の強さや吹き方:息が強い方は硬め、弱い方は柔らかめを選ぶと良いでしょう。
3.5番はこの中でも比較的オールマイティに使える硬さで、音のコントロールもしやすいため、様々なシーンで活躍します。特にV.12シリーズの3.5番は厚みがあり耐久性も高いため、長時間の練習や演奏でも安心して使えます。
また、リードは個体差があるため、同じ硬さでも吹き心地が微妙に違うことがあります。複数枚を試して自分に合った一本を見つけるのがおすすめです。
リードのメンテナンスも大切で、使った後はしっかり乾燥させること、湿度管理をすることで長持ちさせることができます。湿度バリアパッケージに入っている製品は特に品質が保たれやすいので、保管にも気をつけましょう。

3.5番ってちょうどいい硬さで、初めての人にも扱いやすいのね
メール便発送のメリットと注意点
今回ご紹介のリードはメール便での発送が可能です。メール便は送料が抑えられ、全国どこでも手軽に受け取れるのが大きなメリットです。しかし、いくつか注意点もありますので、購入前にしっかり理解しておきましょう。
まず、メール便は代引き支払いが利用できません。支払い方法は銀行振込、ゆうちょ振替、カード決済、現金書留のいずれかを選択してください。
また、メール便はポスト投函となるため、配送日時の指定はできません。発送から到着まで4日から1週間程度かかることがあり、遅延時の補償もありません。紛失や破損などのトラブルがあった場合でも、補償や再発送の対応は行われませんのでご注意ください。
梱包は基本的に簡易的で、封筒に入れて発送されます。商品の保護は最低限となるため、配送中の衝撃には十分注意が必要です。複数注文の場合は封筒が複数になることもあります。
北海道、沖縄、離島への発送も可能ですが、同梱不可となっているため送料や配送条件が異なる場合があります。注文時に詳細を確認することをおすすめします。
以上の点を踏まえ、メール便はコストを抑えたい方や急ぎでない方に向いています。配送の安全性やスピードを重視する場合は宅配便を選ぶのが安心です。

送料が安いのは嬉しいけど、トラブルがあったら困るなあ
バンドーレンV.12リードの保管方法と長持ちさせるコツ
リードは繊細なアイテムなので、正しい保管方法を知ることが大切です。適切に管理することで、リードの寿命が延び、安定した音質を保つことができます。
まず、使用後は必ずリードを水で軽くすすぎ、唾液や汚れを落としましょう。乾燥させる際は直射日光を避け、風通しの良い場所で自然乾燥させるのが理想的です。湿ったままケースに入れるとカビや変形の原因になります。
保管には専用のリードケースを使うのがおすすめです。リードケースは通気性が良く、複数枚を平らに収納できるため、リード同士がくっついたり曲がったりするのを防げます。
また、湿度管理も重要で、湿度が高すぎるとリードが劣化しやすく、逆に乾燥しすぎると割れやすくなります。理想的な湿度は約50〜60%と言われています。湿度調整剤や湿度計を活用すると良いでしょう。
さらに、リードは長期間同じものを使い続けるより、定期的に交換することも大切です。使い込むと音が変わったり、吹きにくくなったりするため、状態を見ながら適宜新しいリードに切り替えましょう。
バンドーレンのV.12シリーズは耐久性が高いとはいえ、適切なケアをすることでより長く良い状態で使い続けることができます。日々のメンテナンスを習慣にして、気持ちよく演奏を楽しんでください。

ちゃんとお手入れすると、リードも喜んでくれそうね
よくある質問(FAQ)
Q1. V.12リードの3.5番は初心者に向いていますか?
A1. 3.5番は中間の硬さで、初心者から中級者まで幅広く使える硬さです。吹きやすさと音の安定感のバランスが良いため、初めての方にもおすすめできます。
Q2. メール便での発送は安全ですか?
A2. メール便は送料が安い反面、紛失や破損時の補償がありません。リスクを理解した上でご利用ください。安全性を重視する場合は宅配便を選ぶのが安心です。
Q3. リードはどのくらいの頻度で交換すれば良いですか?
A3. 使用頻度や演奏時間によりますが、一般的には数週間から1ヶ月程度で交換することが多いです。音の変化や吹きにくさを感じたら早めの交換がおすすめです。
Q4. 他のシリーズとの違いは何ですか?
A4. トラディショナルは柔軟で軽やかな音、V.12は厚みがあり耐久性が高く力強い音、ルピック56は芯のある純粋な音、V21は吹きやすさとあたたかみのある音色の特徴があります。演奏スタイルに合わせて選びましょう。
Q5. 保管時のポイントは?
A5. 使用後はよく乾燥させ、専用ケースで平らに保管し、湿度管理を行うことが大切です。適切なケアでリードの寿命が延びます。
まとめ:バンドーレンV.12リード3.5番の魅力と選び方
今回ご紹介したバンドーレンのV.12クラリネットリード3.5番は、厚みのあるティップとヒール、長めのパレットカットにより、あたたかく豊かで力強い音色を実現しています。耐久性にも優れており、長時間の練習や演奏でも安定したパフォーマンスが期待できます。
バンドーレンの歴史と製造技術の高さが品質の裏付けとなり、多くのクラリネット奏者から信頼されているのも納得です。リード選びに迷ったら、まずはこの3.5番から試してみるのが良いでしょう。
また、メール便発送のメリットと注意点を理解し、適切な保管やメンテナンスを行うことで、より長く快適に使い続けることができます。自分の演奏スタイルや好みに合わせてリードを選び、音楽の楽しみを広げてください。

いいリードを見つけると、演奏がもっと楽しくなるよね


